海鷲にフライヤー等を持ち込みされる方へお願いです。
以前から、舞台版の銀英に出演された方達の宣伝用フライヤーやアニメ関係のイベントのフライヤーを置いて欲しいと海鷲へ持参される方がいらっしゃいましたが、基本的に海鷲では置きチラシやフライヤーの配布のお手伝いはしておりません。
何故今頃になってこの事を記事に書こうと思ったかについてなのですが…
実は最近、一人の方にフライヤーを置く事をお断りした処、
「それなら持って帰るのも重いので、そちらで捨てて下さい。」
と言われてしまったからです。
お聞きした処によると、フライヤーを持参された方は、フライヤーに載っている役者さんの一ファンで、事務所の方でもファンクラブ等の方でもなんでもない方だったのです。
その方が持ってこられたフライヤーは厚手の紙でしっかりとした作りのフライヤーでした。
それを200枚近くも持参されたので、確かに重かったのでしょう。
スタッフさんが、
「立派なフライヤーですし、海鷲には置けないけれど他の場所に置かれたらどうでしょう?」
とお話しすると、
「劇場から勝手に持ってきたものですし、ここ以外に立ち寄る予定も無いし、この後、新幹線に乗るんで荷物になるから返されても困ります。」
とのお返事でした。
確かに、フライヤーを持ってきたのは、大好きなその役者さんを応援したいと思う気持ちからなんだとは思いますが…
出来れば、先に
「そちらではチラシやフライヤーを置いてもいいでしょうか?」
という問い合わせをいただきたかったのと、それだけ大量に無断で劇場等からフライヤーを持ち帰るという行為に戸惑いを覚えました。
店主も非常に小さいながら商業的なイベントを開催するので思ってしまうのですが…
フライヤーを作る時には、出来るだけそのフライヤーは催しを見に来てくれそうな人の手に渡って欲しいと思うのです。
限られた広告費の予算を割いて、立派で美しいフライヤーを作るのです。
もちろん、置き場所も色々と考えて、この場所なら琴線に触れる人が手にとってくれるだろうと思ってそこに置くのだと思います。
それを、関係者になんの断りもなく、大量に持ち出し、自分の思った先に突然置いて行こうとするのは、持ち出された方にいくら悪気が無かった事だとしても何か間違っている気がします。
結論からいうと、たとえ関係先に許可を受けたとしても、海鷲でフライヤーを受付ける事は無いのでこの辺の事を書くのは読んだ方をただ不愉快にしてしまうだけかも・・・と数日悩んだのですが、やはり・・・どーしてもモヤモヤするので書いてしまいました。
9月26日のイベントにもいくつかフライヤーをプログラムに挟んで欲しいという依頼が来ております。
基本的に公式の方、もしくは当事者の方からの依頼であれば内容を確認したうえでサントリーホールでの配布を許可するかどうかを検討致しますが、公式の方への確認なしに勝手に持ち込みされたフライヤー等は一切受付ません。
ご了承下さいませ。
海鷲店主